ウオッカ、武豊でドバイ! 去年のダービ馬ウオッカがドバイ
で飛ぶぞ!
ウオッカに武豊! ドバイ・デューティフリー・G1(3月29日、ナド アルシバ競馬場・芝1777メートル)で海外初挑戦Vを目指す昨年 のダービー馬ウオッカ(牝4歳、栗東・角居厩舎)は、武豊騎手(38) =栗東・フリー=と新コンビを組むことが28日、スポーツ報知の取 材で明らかになった。 ヴァーミリアンで同日のドバイ・ワールドCに挑む武豊に、もうひと つ大きな仕事が託された。昨年はアドマイヤムーンでドバイ・デュー ティフリーを勝っており、ユタカ自身にとっては連覇がかかることに なる。 ウオッカはこれまで、デビュー戦(鮫島克)を除く12戦を四位との コンビで戦ってきた。今回は世界のトップマイラー、中距離馬が集結 するビッグレース。そこで勝利を飾った実績と多くの海外騎乗経験 が考慮され、武豊に白羽の矢が立った。 この日、角居調教師は本紙の取材に、「明日(29日)発表します」 とだけ答えたが、新コンビ結成はすでに谷水雄三オーナーに伝え、 了承を得ている。 昨年は牡馬を圧倒して、64年ぶりに牝馬の日本ダービー馬に輝 いたタニノギムレット産駒。休み明け初戦の京都記念は6着に終わ ったものの、叩き2走目となるドバイでは本来の走りが期待される。 すでに25日に輸出検疫が行われる京都競馬場に移動。この日は 出発予定日の3月17日まで調教を行うことになる各施設のスクーリ ング(下見)を行うなど、準備に怠りはない。 武はウオッカの父タニノギムレットで02年のダービーを制覇してお り、その背中を知っているのは強みだ。JRAの第一人者と、歴史的 な名牝が新たにコンビを組んで乗り込むドバイ。世界的に注目され る存在になることは間違いない。 |
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