食事から花粉症対策  食事でなおせたら最高!

日々の生活習慣の見直しに加え、食生活にも気を配り体質の改善を図ること

で、花粉症の発症を抑えたり、症状を軽減させることができます。
<お勧めレシピ>
鶏団子のけんちん煮new豚肉の味噌生姜焼きぶりの照り焼き牛肉と大根の煮物
<花粉症の発症を抑えるには?>
乳酸菌食品をとる

 花粉症は免疫機能の過剰反応によって起こるアレルギーの一種です。免疫細胞には様々な種類がありますが、アレル

ギーの原因となる物質(IgE抗体)を作る免疫細胞の数が増えすぎて免疫バランスが崩れると、花粉症を発症しやすくな

ると考えられています。ヨーグルトに含まれる乳酸菌にはその免疫細胞のバランスを改善する働きがあるといわれていま

す。また、免疫に関わる細胞がたくさん存在している腸の環境が悪化すると、免疫機能にも悪影響を及ぼします。乳酸菌

には腸内の善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を改善する作用もあります。ヨーグルトを積極的に食べる

ようにしましょう。
冬野菜をとる

 体が冷えると身体や内臓の働きが低下し、免疫機能を狂わせる原因となります。これはアレルギー発症の要因にもなり

うるため、体を冷えから守ることが大切です。一般的に冬野菜は体を温める作用があり、ビタミンCやビタミンEなど冷え症

に効果のある成分を多く含みます。煮物や鍋物などの温かい料理にして食べると良いでしょう。また、れんこんやごぼうな

ど根菜類に豊富に含まれる食物繊維は、腸内環境を整え、体質の改善や正しい免疫機能を保つのに役立ちます。
ポリフェノールをとる

 ポリフェノールといえば抗酸化作用などが有名ですが、抗アレルギー作用があるポリフェノールも存在します。甜茶や生

姜、しそなどに含まれるポリフェノールには、鼻づまりやくしゃみなどを引き起こすアレルギー症状誘発物質(ヒスタミンな

ど)の過剰な生産を抑える働きがあるといわれています。また、加工用トマトの果皮に含まれるポリフェノールは、アレル

ギーの原因となる物質(IgE抗体)の生産を抑える働きが期待されています。

<花粉症の症状を緩和するには?>
アレルギー症状誘発物質(ヒスタミンなど)の過剰放出を抑制

 くしゃみや鼻水など花粉症の不快な症状は、ヒスタミンやロイコトリエンなど活性の強いアレルギー症状を誘発する物質

によって引き起こされます。青魚などに含まれるDHA・EPAやαリノレン酸が豊富な食品(しそ油、えごま油)、しそや生姜

などのポリフェノール類には、それらアレルギー症状を誘発する物質の作用を抑える働きが期待できます。

粘膜の強化と風邪予防

 鼻や喉の粘膜を強化することは、アレルゲンである花粉などの異物の侵入を抑えるのに役立ちます。粘膜の強化には

緑黄色野菜や果物に多く含まれているビタミンAやビタミンCなどが有効です。また、風邪をひくと鼻粘膜が炎症を起こし、

花粉症の鼻粘膜過敏症状を増悪させます。野菜や果物をとることは風邪の予防にもつながりますので、毎日しっかり食べ

ることをお勧めします。
避けたい食品、その他

 揚げ物の油などに多く含まれるリノール酸の過剰摂取は、アレルギー症状を誘発する物質を作り出すアラキドン酸を増

やしてしまいます。なるべくリノール酸を含む油の摂取は控えるようにしましょう。また、鼻などの粘膜を刺激すると花粉症

の症状をひどくさせるので、香辛料などの刺激物やタバコは避けた方がよいでしょう。アルコールも鼻の粘膜に充血やうっ

血を起こしやすくなり、鼻水や鼻づまりの原因になるので注意しましょう。
引用元=http://www.tenki.jp/kfn/kfn8_1.html


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